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一般貨物運送業者向け業務管理システム
一般貨物運送業者は、最低でも5台以上の車両と5名以上のドライバーが必要となり、大量の荷物を取り扱うため業務が煩雑になりがち。
しかし、一般貨物運送業者向け業務管理システムを導入すれば、業務が整理・管理され、効率や業務品質アップにつながることも考えられます。そこで以下では、システムで利用できる機能や受けられるサポートについて紹介。また、導入にあたり重視すべきポイントについても解説しております。
一般貨物運送業者向け業務管理システムの機能やサポート
機能について
一般的に一般貨物運送業者向け業務管理システムに搭載されている機能としては、「配車管理」「配送管理」「運行管理」「車両管理」があり、運送に関する情報を管理することができます。
さらに、「売上計上」や「スタッフの勤怠管理」に至るまでカバーしているものもあるようです。データの入力操作については、例えば業務によって入力者がいちいち変わってしまうといった複雑な場合でも、担当者が一人で一括入力するといった場合でも、なるべく負担とならないよう、それぞれのケースに合わせて入力画面をカスタマイズできるといったものもあります。
また、あらゆるデータを一元管理し、且つそれをCSV形式などで抽出できるものもあります。
すべての業務を俯瞰的に数値をもって分析できますので、業務の改善・効率化のツールとして利用することも可能です。
サポートについて
各社提供しているサポートにより違いはあるものの、「電話サポート」「訪問サポート」「チャットサポート」「リモートサポート」などが設置されていることが多くみられます。
電話サポートは質問形式でやり取りできるので、使い方の相談や設定などのほか緊急性の高い問い合わせがしたいときには便利。しかし、受付時間を設定していることもありますので、事前の確認が必要です。
訪問サポートについては、主に導入やシステムの変更・カスタマイズなどのケース。実際に訪問・ヒアリングをしてもらい、運用状況や現状起きている問題に対応してもらうというものです。
チャットサポート・リモートサポートについては、チャットツールもしくは専用のソフトを用いて対応してくれるというもの。電話で伝えることが難しい場合は、お互いに画面を共有しながらやり取りすることも可能です。
重視すべきポイント
一般貨物運送業者向け業務管理システムでは、積荷の規格や重量といった単位で運賃を算出します。
また、ドライバー毎に経費を集計する必要もありますし、複数の営業所を経由することもありますので、それぞれでどのように使用できるのか?ということも確認したいところです。
まとめ
一般貨物運送業の場合、事業が大きくなるにつれて業務の管理が複雑となり、煩雑化することが想定されます。
ですが、業務管理システムを利用すれば情報が整理されますので、効率UPも見込めるように。また、それらのデータを俯瞰してみることができるので、無理・無駄を省き、特に人件費削減などにも役立てることができるでしょう。
一般貨物運送業者向けの運送業システム
Comtruck System(コムトラックシステム)
運送業向けの業務管理クラウドサービスで、請求売上管理と支払い管理がメインとなっています。わかりやすい料金設定で、アカウントを増やしても料金の加算がなく、一律料金で利用できます。導入数も多く長く利用されているシステムです。
Comtruck System(コムトラックシステム)の導入料金
- LIGHT ESITION 11,000円(税込)/月額
- REPORT EDITON 33,000円(税込)/月額
- FULLPACKAGE EDITION 52,800円(税込)/月額
Transport
運送業の特殊な業務内容を理解し、管理や請求などを効率化してくれるパッケージシステム。必要な管理機能が搭載され、導入費も抑えられます。豊富な導入実績があり、拡張性や自由度が高いので柔軟にカスタマイズできます。
Transportの導入料金
公式サイトに記載がありませんでした。
カーンタンくん
誰でも簡単に操作できるよう、見やすい画面設計で、荷主管理・傭車管理・車両管理・乗務員管理の4つの機能で構成されています。ニーズに合わせて3タイプから選択でき、個別の開発やカスタマイズにも柔軟に対応できます。
カーンタンくんの導入料金
公式サイトに記載がありませんでした。
運びま専科
受注・配車から運行日報を入力するだけで、請求書作成や支払書作成、経費管理など運送業の事務作業を合理化し、経理管理を可能にしてくれる運行管理システムです。事業規模や予算に合わせて、導入タイプを選べます。
運びま専科の導入料金
公式サイトに記載がありませんでした。
SMILE V トラックスター
運転日報を基本とし、得意先・傭車先・車両・運転者の4つの管理をリアルタイムで連結可能な運輸業者向けの販売管理システムです。必要なデータをまとめて入力でき、さまざまな詳細データも自動で行えます。
SMILE V トラックスターの導入料金
公式サイトに記載がありませんでした。
AEGISAPP運送業
運送業に必要なプロセスをまとめた、一般貨物自動車運送事業者向けの基幹システム。運行計画、運転日報自動作成、運賃自動計算、請求書発行、入金管理までカバーでき、配送後の請求処理負担を軽減できます。
AEGISAPP運送業の導入料金
- 最低価格600,000円〜(1年ごと)
クラウド型運送業システム
導入しやすい最安値プランで、
気になる費用を比較
料金比較
運送業システムの中から主流になりつつあるクラウド型のシステムをピックアップ。それぞれのシステムの最安プランで1年間利用した場合の料金で比較しました。また、ID(アカウント)は代表に1つ、配車担当1つ発行した場合を想定しています。(2020年12月23日調査)
システム名 | 1年目費用目安 (2ID発行・同時使用) |
その他導入時のオプション費用 | サポート内容 |
---|---|---|---|
Comtruck System (コムトラックシステム) |
132,000円(税込)
内訳
|
|
|
Good Truck (グッドトラック) |
172,700円(税込)
内訳
|
|
|
そらうど |
209,000円(税込)
内訳
|
|
|
トラックメイトPro |
360,800円(税込)
内訳
|
|
※リモートは有料 |
info-Logi |
520,300円(税込)
内訳
|
サーバー料金が別途発生いたします。 |
|
Comtruck System (コムトラックシステム) |
1年目費用目安 (2ID発行・同時使用) |
132,000円(税込)
内訳
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その他導入時のオプション費用 |
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サポート内容 |
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Good Truck (グッドトラック) |
1年目費用目安 (2ID発行・同時使用) |
172,700円(税込)
内訳
|
その他導入時のオプション費用 |
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サポート内容 |
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そらうど | 1年目費用目安 (2ID発行・同時使用) |
209,000円(税込)
内訳
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その他導入時のオプション費用 |
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サポート内容 |
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トラックメイトPro | 1年目費用目安 (2ID発行・同時使用) |
360,800円(税込)
内訳
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その他導入時のオプション費用 |
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サポート内容 |
※リモートは有料 |
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info-Logi | 1年目費用目安 (2ID発行・同時使用) |
520,300円(税込)
内訳
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その他導入時のオプション費用 |
サーバー料金が別途発生いたします。 |
サポート内容 |
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※クラウド型の運送業システムの中から公式HP料金が記載してあるものから選出
※金額には導入指導料などの費用が含まれていないため、掲載している料金にプラスして発生する場合があります。
※IDを追加するごとに費用が上乗せになるプランもあるので、見積りを取って確認することをおすすめいたします。
