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運送業システムによるテレワーク
物流業では、運送業システムの導入によって自宅やその他の離れた場所からでも業務が行えるテレワークの普及が期待されています。ここでは、運送業システムによるテレワークの普及率と、実際にどのようなテレワーク業務が可能になるのかについて解説します。
運送業におけるテレワークの普及率
運送業におけるテレワークの普及状況として、総務省は令和4年にテレワークを実施している企業の割合を調査しました。
調査を行った企業全体のうち、テレワーク導入企業の割合は51.7%、今後導入を予定している企業は3.5%という結果となり、産業別では運輸・郵便業が33.1%(製造業57.5%、建設業63.6%)の導入状況となりました。
テレワークの導入形態としては在宅勤務がもっとも普及しており、テレワークを導入している企業全体の91.3%を占める一方で、モバイルワークは27.0%、サテライトオフィス勤務は12.9%となっています。
運送業システムにより可能となるテレワークの具体例
IT点呼
運送業システムの導入によって、テレワーク形式での点呼が可能になります。IT点呼はシステムを導入した端末などを持っていれば、決められた時間に点呼が一斉に行える仕組みです。
対面点呼の必要がなくなるため、離れた所にある営業所や事業所へ向かう必要がなくなり、往復の手間が削減されます。点呼を待つ人で行列ができるといった、現場での負担も軽減されるでしょう。
運行管理
現業職であるトラックドライバーなどを支える内勤業務では、運行管理や配車などの業務をこなしますが、運送業システムの導入によって場所を問わず運行管理業務が行えるようになります。
介護や育児などで自宅から離れることが難しい従業員も、テレワークによって自宅から業務をこなせるようになるため、現業職が多い業種・業態にも積極的に関わることができるようになるでしょう。
経理・労務
運送業システムでデータを管理することで、省人化や省力化、入力ミスを防げるといった効果が期待できます。売上・労務・経費といった内勤業務についてもテレワークが可能になるでしょう。
クラウドタイプの運送業システムならインターネット接続のみでデータ管理が行えるため、自社でサーバ管理を行う必要がなく、機器を管理する手間もかかりません。
システムにログインすれば一目でグラフやデータが表示されるので、データを手作業でまとめる必要がなく、視覚的にも理解しやすく、離れた場所からでもアクセスできる効率性が魅力的です。
運送業システムの基本情報をチェック
運送業システムは運行管理や点呼といった、現場から離れていても可能な業務を遠隔で行うことができます。
事情があり出社が難しい社員やスタッフにも内勤業務を可能にするため、現場での人手不足や物流管理における連携不足などの問題に対処がしやすくなるでしょう。
運送業システムは使いやすさ・操作性に加えて、それぞれのシステムの機能や特徴、メリットを比較しておく必要があります。当サイトでは運送業システムの基本情報をピックアップして紹介しています。ぜひ以下のページも参考にしてください。
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編集チームが50以上の運送業システムを調査したところ、基本機能に大きな違いはほとんど無く、それぞれの使いやすさで選ばれているのが実態のようです。
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